補助金の依頼料金

相談事例

補助金の依頼料金

2022年11月25日に令和元年・3年度補正予算小規模事業者持続化補助金の採択結果がでました。私が特定創業支援事業で関わった方は大体採択されていたようで良かったです。やはり、事前準備を何らかの形でしていると成果がでるなという印象を持ちました。残念な結果だった方も、12月9日に再申し込みができますので、あきらめずに再度申し込みをするようです。

さて、経営相談で受けている方々が無料なのですが、今回のテーマは補助金の申請を依頼された時の料金(補助金の申請手数料)についてです。

小規模事業者持続化補助金の依頼を受けた時に、料金をどうするか悩みます。相談者からは「おいくらですか?」と聞かれ、中小企業診断士の仲間内では、「いくらで受ける?」と話になります。
中小企業庁の動画で以前、申請書のお手伝い(事業再構築補助金)なら2~3%という話がありました。実際のところは、補助金の10%以下が相場のようです。

依頼側企業が申請をしたことがなく、パソコンを持っていないケース、パソコンが苦手だったり、申請書の書き方がわからないケース、社長が忙しくて時間がないケースなどなど、それぞれで依頼者の価値観が異なります。

また補助金の種類によってもことなります。

<小規模事業者持続化補助金の申請代行料金>
小規模事業者持続化補助金は、成果報酬型になっているような気がします。補助金で受けられる費用が50万円と低いことに加えて、依頼される側も慣れてきているので採択率に自信があるからではないかと思います。

<ものづくり補助金「以下、もの補助」、事業再構築補助金の申請代行料金>
もの補助、事業再構築補助金は、手付金額と成功報酬(10%~20%)ぐらいです。成功報酬についても最低金額/上限金額が設定されていることもあります。最低金額は、補助申請金額少額になるケースなどがあるからですね。つまり、補助額300万円、成功報酬10%だったりすると30万円になるので、受ける人がいなくなってしまう為、採択されたら最低でも80万円払うと予め決めておくものです。逆に、上限金額が決まっているケースもあります。
事業再構築補助金は補助額も大きいので、成果報酬も大きくなります。2000万の申請額なら10%でも200万円ですもんね。

最近は、事業再構築補助金もものづくり補助金も「成功報酬でお願いします。」というのも見るようになりました。特に、営業力がある元請けさんは、銀行からの紹介などもあり成功報酬で依頼されるケースも増えました。ほぼほぼできているのに、辞退する方もいるので、ほんと成功報酬の場合は怖いですね。
成功報酬が増えているのは、中小企業診断士などの資格をもったサラリーマンが副業としてやっているケースがあるからという説もあります。

<IT導入補助金の申請代行>
IT導入補助金については、IT導入事業者が支援してくれるし、事業者側の作業といってもほとんどパソコンへの入力代行みたいなものになるので、報酬を受けているケースはあまり聞いたことがありません。

成功報酬といわれてやるべきかどうか

私も「成功報酬なのですがやりませんか?」とときどき言われます。私の場合、まずは無料の窓口なんかを使って自分でつくるように勧めています。ある程度つくっていただけたら、メニューに記載しているブラッシュアップなら受け付けますともお伝えします。夜間などは、経営相談窓口がやっていないので受けられない方もいるからです。昼間動けない方も多いのに、経営相談窓口が少ないですよね。

私がすぐに仕事を受けないのは完全成功報酬タイプだと代筆サービスを提供しているのに、成果報酬金額しかないというのは違和感があるからです。また、なんらか書いてもらった方がご自身の考えがまとまると思うからです。
無料経営相談で、小規模事業者持続化補助金の申請書を持ち込まれるケースは結構あります。自分でやっていても何回かトライしていれば、慣れてきて採択率もあがります。

最近は、申請後に訂正指摘も結構細かくなっていて、精算報告も難しいので、むずかしいのではないかと言われる先生もいます。たしかに煩雑になって、小規模事業者さんの事業の邪魔になっていることもありますので、この辺は簡素化してあげて欲しいところです。

いろんな依頼の仕方と料金があります。