日本の製品は海外ではまだまだ人気があります。日本の需要は減少傾向にあるので、消費が旺盛な海外に販路を作れるといいですね。でもノウハウがない場合はどうやって売っていったらいいでしょう。輸出を手伝ってくれる方を探す方法についてまとめました。
- 海外販路の相談先
- それぞれの特徴
1.海外販路の相談先(内容を一部訂正しました 2022.07.16)
海外販路拡大で相談するとJETORに行くように良く言われます。JETOROに限らずどこの支援機関にいっても、取引先を紹介して欲しいというニーズには対応していません。相談者のニーズ=取引先紹介だとおもうのですが、こういった相談に対応しているところはまずありません。行政機関が、取引先のマッチングをすることは稀です。なぜなら、取引が発生してトラブルが発生しても責任が負えないからです。取引条件が合わないぐらいならいいのですが、お金の問題などになったら責任問題ですよね。
(以下 2022.7.22 追加分)
取引先の紹介はできないものの「調査サービス」を格安で提供してくれるので、話を聞いてみたい会社や通訳のリストアップなどはしてもらえうことがあります。”JETORO 調査サービス 海外”などで検索すると申し込みページがでてくるので検索してみてください。
2.それぞれの特徴
「JETORに行って何を相談するか?」
お勧めは、自社が取引したい業界の人が参加するような海外の展示会などの情報を聞くことです。インターネットで大概の情報はありますが、展示会の情報はきけると思います。要は展示会に参加して、地道に販路を開拓するしかないようです。展示会に参加して、名刺を配り、その後、電話などで取引に応じてくれるかお問い合わせすると良いと思います。
「中小機構に行く」
コーディネーターが多く在籍しています。中には、海外の販路開拓に強い大手の会社OBなどもいますので、現地の情報を持っている人に会えるかもしれません。取引先開拓の方法など現地に合わせた情報を聞ければラッキーです。ここ数年、越境ECの支援策など充実しているので中小機構の相談は利用価値あります。
「国内の取引先を探す」
国内にも輸出会社は多くありますので、情報を集めていく方法もあります。これは、交流会などで集めると良さそうですが、ホームページで検索するのが一番速いような気がします。逆をいうと、輸出会社の場合は、ホームページのコンテンツ次第で問い合わせが増える可能性もあります。リアルで会えること、進出したい国の情報が豊富にあることなどが検索意図ということです。
結局、地道なことでしか販路は広がらないですね。