1.小規模事業者持続化補助金はどうやって作る?
小規模事業者持続化補助金(令和3年度)は、様式1~6(※)まであって、会社名、会社所在地、電話番号程度の情報を埋めるものと、事業者自身が考えている「経営計画」「補助事業計画」を書くところがあります。特に、「経営計画」「補助事業計画」はA4で8枚までとなっているので、考えて書かないと行けなさそうです。
※様式4は、「事業支援計画書(様式4)」は、最寄りの商工会議所・商工会で作成してもらうので自分で作成するのは5つです。
その「経営計画」「補助事業計画」を作る際に、インターネットで検索すると、いろんな情報がでてきてうまく情報にたどり着きません。インターネットはいろんな情報があって便利なのですが、書き方もそれぞれの書き方のスタイルがありフィットするものがなかなか探せないといった方も多くいると思います。
私のお勧めは、行政が使っている情報を参考に手を動かす方法です。私も新しい補助金があれば、公募要領、Q&A、事務局が作ったサンプルを見るのがほとんどです。それ以外に参考にするもの「2.インタネットの情報を使って自分で作る」にまとめました。追加で参考にしているのも、公的機関が公開しているものです。
このブログはいささか矛盾するのですが、結局、行政ページが正解なんです。ただ、検索をしたときに、広告などが優先され行政のページにたどり着かないこともあるので、どれを見るべきかについてまとめました。お役に立てれば幸いです。
2.インターネットの情報を使って自分で作る
(読む資料)
最新の公募要領はやっぱり読まないといけません。最近はガイドブックがあるので、ガイドブック⇒公募要領の順でもいいと思います。専門家による動画解説もいろいろありますが、公式サイトの情報がやぱり信頼できます。提出する様式も時よりマイナーチェンジがあります。
(書き方解説)
書き方解説で参考になるのは、経済産業省の「ミラサポ」の虎の巻です。内容こそ、小規模事業者持続化補助金が始まったころにまとめられたものですが、ポイントは捉えています。申請事例も詳しいものが掲載されています。写真を掲載やグラフなど、小規模事業者持続化補助金の公式サイトの参考資料よりも充実しています。このサンプルは採択された事例、かつ、経済産業省が真似してほしい事例と捉えていいです。
「小規模事業者持続化補助金「経営計画・補助事業計画」の書き方」
https://mirasapo-plus.go.jp/hint/6666/
「小規模事業者持続化補助金事例①」
https://mirasapo-plus.go.jp/hint/7304/
「虎の巻には」他にも事例はたくさんあります。自社に類似しているケースを見ていきましょう。どれも「ガ〇〇の夜明け」を見ているのと同じぐらい面白いです。
事業再構築補助金からは、採択事例の紹介は補助金の公式サイトで行われるようになっていますが、”もの補助”や”小規模事業者持続化補助金”の採択事例は、ミラサポplusですね。
私も依頼があれば「虎の巻」を参考に、同じような方法で書いてました。サンプルが手元になかった時は、上記のサイトを参考にしていました。今は、自分で採択された事例もあり、オンライン勉強会などでお配りするのは、採択された事例を名前を伏せて、事業者さんには了解を得てお渡しさせていただいています。
もうすぐ第9回の締め切りですね。皆さん最後までがんばってください。