ホームページは必要?
SNSやホットペッパーなどのプラットフォームサービスもあり敢えて、お金をかけてホームページをつくらないといったお店も多いです。ただし、ホームページは業種によっては使えるツールだと思います。更新も必要なので、ITリテラシーが必要であったり、苦手なら外注することになりランニングコストもかかるものです。
飲食店であれば正直、Googleビジネスプロフィールや”ぐるなび”、”ホットペッパー”などのプラットフォームでも十分かとおもいます。ただし、プラットフォームは有料広告となるとお金が係るので小さなお店にとっては負担になります。そこで、地図情報やSNSなどと絡めた集客をやらないと集客は難しいとおもいます。またGoogleビジネスプロフィールなどもこまめに返信するなど最低限の対応は必要です。
一方で、BtoBの会社はホームページは必要でしょうか?会社取引において、会社名で検索されることがありますのでしっかりとしたホームページがあったほうがいいでしょう。ただし、それほど更新頻度は高くなく、年始の挨拶や活動状況が定期的に掲載されるといった形になります。取引開始の際に、どんな実績があるのかを確認してもらうことがホームページの主な役割になります。SEO対策もそれほど頑張らなくてもいいかもしれません。
我々、中小企業診断士はあまりつくっていないようです。確かにホームページからコンサルティングを探している人はあまりいないです。多くの診断士はほとんど口コミで仕事をもらっているからと推測しています。協会のコンサルタント一覧などで登録されていれば、最低限どんな人物かはわかりますので必要ないという判断だと思います。一方で、しっかりと情報発信をしながら行政機関からの仕事を受注している方もいらっしゃいますので、使いようですね。
私自身は、ホームページ作ってみたいと思って、はじめたタイプなのでとても稀です。たまにですが、商工会議所の方が「見ましたよ。」と言ってくれているので、セミナーなどの前にホームページで実績などの確認をしてもらっているようなので、効果はあります。私個人的には、年間1件でも仕事の依頼がくるならホームページは安いものかなと思っています。100万円かけてホームページ作るならもっと仕事をとらないといけませんが、ワードプレスで自作で作ってできるなら効果がありとおもいます。
ホームページ会社の選び方
1.安く作りたい場合
安くしようと思えば、ココナラなどで探す方法もあります。その場合は、よくよく個人の成果や評価をみるように伝えています。また、価格は追加料金(更新などの依頼時)などもあるので見極めが肝心です。
2.プラットフォームサービス
自分で簡単にするならwixなどのプラットフォームサービスを利用する方法です。ターゲットや商材などを絞り込めば、検索に対応できるホームページも準備できます。レスポンスが少し遅かったり、充実したコンテンツを作ろうとおもうと維持費が結構かかるので、無料の範囲で小さく始めるほうが良いですね。
3.制作会社会社
自社サイトを作ってくれる会社は、こちらも実績があるとこと、その会社がホームページで集客できていることです。営業に回ってくるところもありますので、集客について方法論の説明がしっかりできるかどうか確認しましょう。
また話が上手であっても難しい専門用語について聞いてみて、理解ができないようであれば保留にしてもいいと思います。
取引先の一つですので、信用情報を取り寄せましょう。
注意深く見るポイント
制作会社は沢山あります。フリーランスとしてやっているところも多いですね。いいところは、ホームページできっちり集客できているところです。逆にやめたほうがいいかなと思うのは、補助金が取れるのでやりませんかと営業をするホームページ製作会社です。補助金の情報はありがたいのですが、本来ホームページ制作会社として勝負するところがズレているので注意して会社を調べてほしいです。他にもこんなことに注意しましょう。特に、4つ目については契約前に第3者にみてもらったほうがいいです。私が聞いたことがあるトラブルのほとんどが4つ目のものです。5年間で300万円払うことになっているケースがあります。
1.営業担当者が業務委託を受けている
2.職員の離職率が高い
3.補助金があることで集客している
4.月額の固定料金が高く複数年の縛りがある
ホームページで何をしたいか明確にした上で、どんなページにしたいか下書きをつくり(システム仕様書)話をしてみたほうがいいですね。曖昧な指示のもとにつくったホームページは、言った言わないの世界になります。また、ホームページは作って終わりではなく常に更新作業が発生します。
安いだけでなく、継続できる会社なのかどうかも見極めるポイントです。30万円で安く作ってもらったけど、更新ができず別の業者にまた30万円で依頼するなどはもったいない話です。
AIなどでホームページ制作ができてしまう時代です。下書きづくりにつかってみるとホームページのイメージがひろがります。綺麗なだけでなく、どうやってホームページをみてもらうか、またホームページに来た後何をしてもらいたいか明確にしておきたいところです。
(お前もなと言われそうですが、自戒のつもりでかいています。ホームページからぜひお問い合わせくださいと慌てて書いてみます。)
それでは